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投稿者: Rabbi Binyomin Edery

ハバッド東京と共に「ヨム・キプル5782」を過ごしましょう!

ハバッド東京と共に「ヨム・キプル5782」を過ごしましょう!

明日、9月15日(水曜日)の夜、ヨム・キプル(YomKippur)が始まります。

私たちの中に存在するネシャマ(魂)の最も純粋な部分が明らかにされる日です。永遠の許しの日に、創造主の前に天使として立つ日です。一人ひとりの名前が命の本に 封をされ、善い年となることに祈りを捧げます(*ユダヤ暦において新年となる「ロシャ・ハシャナ」で人類一人ひとりの名前が「命の本」に記される、とされ、「ヨム・キプル」では「命の本」に記された名前が封をされる(sealed)とされています。)。それぞれの人生において、あらゆる良きことが明かされますように。コロナからモシア王が、今この時、エルサレムに訪れますように!

私たちはヨム・キプルの断食の前に行われる食事の準備をしています。名古屋に住む友人のシュロミは、ヨム・キプルの訪れを前に、大きなビートやピーマン、甘いカボチャ、多くの新鮮で美味しい野菜を送ってくださいました。祝福すべきヨム・キプルとバル・ミツヴァのために、たくさんのハラロールと食欲をそそる料理の準備が出来ています!

ヨム・キプルは、3,334年前にユダヤ人が「金の子牛」の偶像を作った際に、G-d(神)によって許しと贖罪の日として定められました。 ヨム・キプルへの参加を希望される場合は、新型コロナウィルス感染症対策のため事前にその旨をメール([email protected])にてお送りください。

ヨム・キプルのスケジュール

9月15日(水曜日)

午後2時    断食前の食事

午後5時30分  キャンドル・ライティング

午後6時30分  コル・ニデェリ (ヨム・キプルの開始前に謡われる祈り)

9月16日(木曜日)

午前10時   朝の礼拝

午前11時   イズコール (弔いの祈り)

午後4時30分  ミンハ (午後に行われる祈り)

午後5時    ネイラ(ヨム・キプルの最後に謡われる祈り)とショーファー(角笛)を吹く

午後6時30分  断食後の食事

ユダヤ人の埋葬について ー律法との関係

ユダヤ人の埋葬について ー律法との関係

火葬は日本で一般的な慣習です。しかし第二次世界大戦以前において火葬は一般的ではなく埋葬されていました。その例として天皇の家族は火葬されずに埋葬されています。


ユダヤ教の律法では火葬は禁止されています。その理由としては地球の土より生まれた私達が土に帰る定めにあるとされているからです。人間の肉体は、魂との神聖なパートナーと見做されています。私達の肉体は魂が保管される容器として神から与えられている為、120年後(ユダヤ教において人間の寿命とされている年数)に人生を全うした後、創造主に返還されるとしています。それ故、律法は人間は肉体を燃やす権利を持たないと定めています。

先日、日本に在住のユダヤ人男性が55歳の若さで突如亡くなりました。日本に30年以上住んでいました。ご遺族は、彼の遺体が律法に沿い葬ることが出来るか非常に心配していました。ラビ・エデリーは遺体が速やかにイスラエルに輸送できるように手配しました。律法は、家族が亡くなった後は死後すぐ後に葬ることを定めています。コロナのために多くの地方事務所が閉鎖されていましたが、ラビ・エデリーが課題を克服するためあらゆる方法を考えました。中山泰秀防衛副大臣のご好意により、外務省の三宅先生とのご協力を頂き、無事に遺体をイスラエルに輸送することができました。このユダヤ人男性はイスラエルのティベリアにある家族の近くに埋葬されました。

メシアがすぐに訪れ、彼はすぐに愛する家族らと再会することが出来るでしょう。

勇気と献身の輝かしい例:ラビ・レヴィ・イッツチャク・シュネルソンの物語

勇気と献身の輝かしい例:ラビ・レヴィ・イッツチャク・シュネルソンの物語

今日(7月29日)は、レッベの父、ラビ・レヴィ・イッツチャク・シュネルソンが亡くなった日です。彼はエカテリノスラフ(現在ではウクライナ・ドニプロペトロウシク州)の首席ラビでした。あらゆるユダヤ人を助けるために為された彼の勇気と献身は類のないものでした。ソビエト連邦(ソ連)における全てのユダヤ人の支援を行いましたが、後に反共産主義的であるとして投獄され、ユダヤの教えと発展を強制的に止めさせられてしまいました。

ソ連は彼をカザフスタン・チレ(Chile)に送還し、ユダヤの共同体から分離させました。この送還によりシュネルソンは肉体的にも精神的にも非常に困難な状況におかれました。空腹と病気、多くの沼地、夏の猛暑、冬の極寒と雨という過酷な環境の中生き抜いていました。

しばらくしてラビ・レヴィ・イツハァクの妻であるハナと出会いました。彼女は葉からインクを作り、シュネルソンがカバリズムに基づいた教えを書き続けることを可能にし、その功績は現在でも目にすることが出来ます。その後、シュネルソンは送還先から解放されアルマトゥイ(カザフスタン)に移住後亡くなりました。

彼はどれ程の耐え難い状況でもユダヤ教を生かし続けた尊い自己犠牲の一例です。私たちは今日、シュネルソンの功績で存在しています。
モシアが今来ますように、そしてシュネルソンと彼の妻であるハナに出会えますように。

新しいパンフレットの完成!

新しいパンフレットの完成!

ハバッドハウス・オブ・ジャパンの新しいパンフレットが、より分かりやすくなり完成しました!

新しいハバッドハウス・オブ・ジャパンのパンフレットにはイスラエル政府/日本政府公認首席ラビである、ラビ・ビンヨミン・Y・エデリーのメッセージやハバッドハウスの活動の根本を支える思想である「ノアの7つの法」、これまで開催された様々なイベントに関する情報が記載されています。メンバーシップ・プログラムについての情報も記載されているので、是非ご覧下さい。

ラビ・ビンヨミン・Y・エデリーを始め、ハバッドハウス・オブ・ジャパンスタッフ一同は皆様とともに、よりよい日本の発展に貢献していきたいと思います。

東京・京都(ハバッドハウス高山での活動は現在御座いません。)の各ハバッドハウスに設置するとともに、配布・設置してくださる個人の方や団体も募集いたします。ご協力くださる方は、ぜひご連絡ください。

ハバッド・ジャパンにて開催!ハラ・ベイカーズクラブ!

ハバッド・ジャパンにて開催!ハラ・ベイカーズクラブ!

この度の「ハラ・ベイカーズ・クラブ」のイベントはCOVID-19感染防止対策のためハバッド・ジャパンのスタッフの監視のもと行われています。参加者は事前にフォームを通じて連絡先を記入しています。

今週の日曜日にはバッドジャパンでは「ハラ・ベイカーズ・クラブ」を開催し、素晴らしい時間を過ごしました。「ハラ・ベイカーズクラブ」はファミリープログラムの一環として、子供たちとともにハラを作り、ガーデニングなどユダヤ教の祝祭を楽しむイベントです。3歳から7歳の子供達は、両親と共にパン屋の帽子を被り、シェフとして様々な形のハラを作りました(「ハラ」とはユダヤ教徒の安息日や祝日に食べる伝統的なパンを指します。フムスなどをつけて食べることもありますが、甘い味付けがされています。)。それぞれの願いと祝福をささげ、様々なハラを作りました。またトランポリンは大人気のアトラクションでした。

ラビ・エデリーの美しい庭園からみずみずしいトマトを収穫し、生後2週間のひよこが飼育小屋の中で飛び回るのを目を輝かせながら見ていました。私たちは小屋につけられた照明が暖房のためにつけられていることを説明しました。キッチンでは子供たちが続けて、ファラフェルやピクルス、キュウリとトマトのサラダなどを作りました。

参加した両親と子供達はファラフェルとスイカを美味しく食べたので、次の集まりが待ちきれません!