ナショナル麻布との連携

ナショナル麻布との連携

ナショナル麻布スーパーマーケットとのプロジェクトも、素晴らしいものでした。

ナショナル麻布スーパーマーケットとラビ・エドリーやハバッドハウス・オブ・ジャパンとの間には、長年のお付き合いがありました。 

津波が起きた時、ラビは東北の人々に物を寄付したい、という人々からたくさんの電話やeメールを受け取りました。助けたいが、どこに行ったらいいのか、どうしたらいいのか分からない、という人たちが大勢いたのです。そこで、ラビは計画を立てました。ナショナル麻布スーパーマーケットに、店の外にいくつか、大きなカゴを置いて、寄付したいものを入れてもらうようにお願いしたのです。1つは衣料、2つ目は乾物、3つ目はそれ以外というように。スーパー側からは、運搬用のトラックが提供されました。

数日後には、大量の寄付品が集まりました。ラビは夜を徹して、岩沼市の友人宅まで運びました。これは大きな家だったので、積み下ろし場所、また仕分け所として利用されました。品物は、ベビー服や靴、タオル、コート、毛布、食品といったように、カテゴリーごとに整理されました。これを市役所の人が引き取って、被災者が一時的に暮らしていた市庁舎まで持ち帰りました。時には直接、中心部まで救援物資を運ぶこともありました。

寄付品の量は日に日に増え、ラビはとうとう隔週で、2トントラックを借りることになりました。これは、何カ月も続けられました。

ラビのトラックレンタル料とガソリン費用の足しになるようにと、スーパーマーケットのレジ横に募金箱が置かれました。

ナショナル麻布スーパーマーケットでは、社長と支配人がラビ・エドリーとハバッドハウス・ジャパンの救援活動を熱心に応援してくれました。これは、東北の人々に大きな満足と喜びを与えることになりました。

救援物資は毎週大量に運び込まれ、人々に「あなたたちは孤独ではない、私たちはあなたたちのことを思っているし、できる限り助けたい」という強いメッセージを伝えることになりました。  

ナショナル麻布スーパーマーケットでは、高級なステーキ肉やハーゲンダッツのアイスクリームなど、食品も提供してラビをサポートしてくれました。

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